きざきの雑記

図書館と音大を往復する生活

大学の売店でいなりを買った

 

昨日ずいぶん飲んだので今日はひたすら中和に勤しんだ。たくさんお茶を飲んだ。朝ごはんはお腹に入らなかったので、大学についてから売店に立ち寄った。

 

わたしの通う音大はおそらく一般的な一般大と比べて色々なものの規模が小さく、売店もこぢんまりとしている。手作り感満載の弁当やパンやおにぎりが並んでいたりする。綺麗な正三角形でビニールが開けやすくなっている市販のおにぎりも売られているのだが、おいしいのでいつも迷わず手作り感のほうを選ぶ。

 

この手作り感おにぎりの具のラインナップが素敵で、オーソドックスな梅、昆布、おかか、しゃけ、高菜などの他に唐揚げ、たまご、肉みそ、なすみそ、プルコギ、ちゃっきりなど多数取り揃えており、日によってメンバーが変わる。一時などはウニのおにぎりもあり、ウニ好きのわたしは見るや否や飛びつくように購入した。おいしかった。しかし不人気だったのかウニはここ半年ほどラインナップから外されている。

 

今日もひと通りおにぎりを眺め、山ごぼうに手を伸ばしかけてあるものが目にとまった。様々なおにぎりの列の一番端に、「いなり」が並んでいたのだ。

 

1つずつ透明なビニールで包装されたいなり寿司が縦一列に整列していた。

不思議な光景だった。さもおにぎりの一種のような顔をして、おいなりが並んでいる。これを買う人がいるのだろうか。

見れば見るほど滑稽で、大学の売店でけなげに並んでいるおいなりさんたちが可愛かった。

ついにわたしはいなりを2つつかみあげ、レジへ持っていった。

 

いなりを2つください。

おいなりさん2つですね~、ピッ、ピッ、180円になりまーす。はい、ちょうどお預かりでーす。ありがとうございました~。

 

あたりまえだが普通に買えた。

いなり、おいしかった。